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2.船体(ハル)

外板張り

下準備も終わり、外板張りです。
上:記念すべき1本目
右:半日で13本施工しました。
スタートはキールとの接続に技術 が必要です。

   
   

外板張り

外板張り2日目で30本終了。
キールに対して加工しながらの外板張りではかなり早いピッチで、全体は3週間で終了します。
アマチュアが1人でストリップ外板をすると5年ぐらいかかりますから、その差はすごいですよ。

ステム取り付け

積層5mm厚23層で積層ステム材をキールに取り付けました。
この垂直もレーザーで確実に確認できます。

トランサム

マリングレード12tを使用してトランサムを取り付けます。
今回はアウトラダーの傾斜トランサムです。

ダイニール

以前は外板を張り終わってから施工していましたが、今は少量ずつダイニールとエポキシ充填をしています。

トランサムフレーム

最終のフレーム積層です。
205を使用していますので、温度管理もそほど心配は無いのですが、念のためフトン乾燥機で暖房します。
暖房機は大型から小型まで6台有ります。

F14フレーム

F14と15はステムに取り付けられます。

外板張り

外板張りもかなり進み、ほぼ全体の50%に達しました。
自作艇はこのハルで3年はかかり、全体の1/3ー1/2の工期を使うようです。
足立ヨット造船ではここまで1月半です。

ダイニール

キールとハルの接続箇所は2重にダイニール加工をします。

エンジンベッド

セールドライブはこの台で、エンジンドライブとも取り付けられます。
世界で木造艇にセールドライブは例が無いようで、足立ヨット造船自慢の技術です。
なぜ未だにシャフトを使うのでしょうか?
FRPでも木造でも私はセールドライブの方が全てに上回っていると思うのですが、皆さんはどう思われますか。

外板張り

左舷は喫水ラインを越え、全体で50%終了しました。
26日には終了でしょうか。

 

 

外板張り

全体の60%を終了し、外板張りだけでしたら、後4日の工程です。

 

外板張り

全体の65%を終了。
変形を防ぐため、片弦20本までで、反対弦へ移ります。

ガセット

フレームとビームを接続するガセットの取り付けです。

ビーム取り付け

各フレームにビームを取り付けます。
ビームキャンバーは4000mmRで、メインキャビンデッキもこのキャンバーに統一し、合理的にビームは作成されます。
勿論全てマホガニーの積層です。

 

外板張り

80%終了です。

 

シャー材の取り付け

シャー材は幅があり曲がりにくいので2分割の積層で作ります。
外板も後2日で完了です。

外板張り

ラスト2日
90%終了。
後2日で外板張り終了です。

 

外板張り

センター部分はすでにシャーまで到達しています。
後2日で外板終了です。
丁度25日間の作業でした。

ハル完成

100%終了です。
この後ハルの内側残り部分のダイニール加工をします。
この写真は1月末の写真です。

ダイニール加工

喫水近くまですでに内側のダイニールは終わっていますので残りの部分をダイニール加工していきます。
この艇は塗装仕上げですので、さらに反転後外部もダイニール加工をします。
現在すでに艇は反転され、ほぼダイニール加工もされています。

 
 

ダイニール加工

今回は塗装仕上げですので、外部もダイニール加工します。
これで船体のマホガニーはエポキシで完全にコーティングされます。
従来の木造艇のような腐れは完全に無くなり、収縮も殆どありません。

パテ施工

ダイニール加工後、さらにエポキシパテでコーティングします。
硬化後サンディングをして、さらに細かなパテ施工をして整形していきます。
 

サンディング

エポキシパテが完全に硬化したら、サンディングをして仕上げていきます。

 

エポキシパテ整形

エポキシパテで整形とサンディングを繰り返し仕上げていきます。
正立前にインタープロテクトで塗装します。

ハルの完成

移動式船台に乗せ正立させました。

 

立ち会い確認

ハルの完成後、オーナーさんと船内の打ち合わせを行います。
図面でしか無かった物が実物で確認できるので、強くイメージ出来ます。

 
傾斜トランサムのアウトラダーで小さなスイミングステップが付きます。アウトラダーの軸芯を合わす為に幅150mm厚み20mmのチーク板を張っています。 スイミングステップ上蓋。
左側にはスイミングステップにタラップを取り付けるための補強をしてあります。
 
アウトラダーの為、ステップは左右に分割されています。 センターにラダーを取り付けるためのチーク板があり、左右にステップが有ります。 左右のステップはラダー取り付け後、チーク板で結ばれます。
スイミングステップ上盤取り付け。 ダイニール加工。 アンダーコートの塗布。
パテ打ち。 ポリパテ打ち。エポキシアンダーコートの上からポリパテを打ち込みます。写真はすでに全体のパテ打ち・サンディング後、修正パテに入っています。この修正パテ打ちは最低20回は必要です。
トランサム。チーク張り。 トランサム。ニス塗装。
下地にサンディングシーラーを塗布、サンディングを繰り返します。
トランサムニスのサンディング。三度塗り、1回研磨を三度繰り返します。
 
ステム摩材の取り付け。 喫水より上はチークの積層材を貼り付け、喫水以下はマホガニーを使用しダイニール加工します。  
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