WOODYヨット フロアー材の加工

各フロアー材は規定の長さに切りそろえ、キールの幅に合わせて事前に加工します。両サイドに丸く見えるのがリンバホール(ビルジの排水孔)。
WOODYヨット フロアー材の取り付け

フロアー材はキールの延長に対し直角に尚且つ垂直に取り付けられます。取り付けはエポキシ接着剤併用で6mmのステンレスボルト2本で固定します。この写真は一番後ろになるF1(フレーム1番)のフロアー材です。
WOODYヨット フレーム材の取り付け
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残っていた後部のフレーム材を取り付けました。左右のフレームをつないでいる金属角パイプはシャー材の位置になっています。シャー材とはデッキとハルの接続部分のことです。
WOODYヨット ステムの取り付け
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事前に厚み5mmのマホガニー木材を20枚張り合わせて作ってありましたステム材をキールに取り付けました。
WOODYヨット ステムの取り付け
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ステムは幅80mm厚み100mmでFRPのヨットには無い木造ヨットの大きな特徴です。少々の衝撃でも木造ヨットの前は頑丈で、まず破損までは行くことはありません。
私の所属しています堺出島ヨットクラブのクラブレースで、WOODYヨットのバウの頑丈さを知られてからはなぜか皆さん逃げていきます。
WOODYヨット 最終フロアー材の取り付け
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最終のF15(フレーム15番)になると幅が無くなり高さがかなり高くなります。ボルトも1本でステムごと固定します。
WOODYヨット サンディング作業
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外板張りの作業の進捗にあわせ、ダイニール加工するためはみ出した接着剤を、事前にサンディングしています。粉塵が出ますので作業者はしっかりとマスクで防塵し、粉塵は集塵ダクトでクリーニング装置に排出します。 前回はこちら。
次回をお楽しみに!! |