WOODYヨット 船台の据え付け
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足立ヨット造船では船台は油圧式昇降リフトを使用します。
従来の固定据え置きの船台にくらべ作業が大変楽になりました。
WOODYヨット キール船台
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キール(竜骨)の船台を組み立てます。高さの測定にレーザー墨出し器を使用しています。
水平、垂直をレーザーレベルにより出すことで正確な測定が可能になりました。
足立ヨット造船では4台のレーザーレベルを駆使しています。
WOODYヨット キール材のスカーフ継ぎ手
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WOODYヨットに使用するキール材はマホガニー木材で幅180mm×厚み15mmを使用して作ります。1枚のマホガニー木材は長さ4mなのでWOODY ACTIVE 87 ケッチタイプでは10mの長さにするために2箇所スカーフ加工して1枚板にします。
WOODYヨット キール材の積層加工
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一枚板にしたマホガニー木材をキール船台の上で今回のWOODY ACTIVE 87 ケッチタイプでは4枚積層してキール材とします。さらにハル完成後バラスト部分にはさらにキール材を足します。
積層用にはクランプを100個ほど使用します。
積層接着のエポキシ接着剤は、米国ウェストシステム社の105 EPOXY RISIN(主剤)と206 SLOW HARDENER(硬化剤)にマイクロバルーンとアエロジルを添加してパテ状にして使用します。
WOODYヨット 完成したキール材

全てのクランプは24時間完全硬化後取り外します。
出来上がったキール材と船台の全景です。
後ろの壁面に立てかけているのはマホガニー木材とチーク木材で、常時WOODYヨット2艇分が工場内で保管されています。
大阪南港にある木材商にはさらに3艇分のマホガニー木材を自然乾燥のため保管してあります。
前回はこちら。
次回をお楽しみに!! |