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9/30〜10/2に開催された第10回 横浜フローティングヨットショーへのWOODYヨット出展を記念して会場の様子をブログにてお届け。
4.上部構造
コーミング用カーリン材
キャビンコーミング用カーリン材の設置です。 ビーム1本ずつとボルトで固定されます。
サイドデッキビーとロアー補強
サイドデッキに25cm間隔でビームを入れます。 ロアー用補強板も設置されています。
強力ビームの積層施工
普通ビームは厚み20mmですが、強力ビームは厚み30mmで仕上げます。 積層時は幅35mmで積層します。
デッキ材の加工
厚み15mm、幅30mmのマホガニー材を使用します。 施工前にVカットとアダックスーパーの塗装をしておきます。
デッキ補強
クリート部になる角は強固に補強されます。
キャビンの高さ決定
仮材で実際の形に組み立てて決定します。
コクピット
右舷側にコクピットの仕切り板がほぼ入りました。 左舷はクウォーターバースになりますので、仕切り板は後部にしかありません。
コーミング立て柱
コーミングの基礎となる柱を立てます。
キャビン最後部コーミング板
12tの突き板で施工します。
立て材とカーリン
コーミング立て材とカーリン材を取り付けます。
ビーム取り付け
カーリン材にビームを取り付けます。 立て材の所にはガセットを使用してビームを取り付けます。
ステムニーと補強材
先端にニー材を取り付け、バウスプリット用の補強板を入れます。
フォアデッキ
15mmのマホガニーをフォアデッキに張り、接合のエポキシパテを打ち込んでいます。
移動
WOODY75搬入のため、90度設置場所を変更しました。 5T用と3T用の大型リフトを船台にして、上下に1m昇降させることが出来ます。
15mmのマホガニー単板張りでエポキシパテで接続します。
チェーンプレートの取り付け
アッパートロアーのメインマスト用左右6本取り付けました。
製材
船内造作構造用の20*30と20*40材。 デッキ用15*30の製材した材料です。
材料加工
デッキ材は60度ルーターで溝加工をし、この後アダックスーパーチーク2を塗布します。
フォアキャビン前部
3分割の壁にして、柔らかいイメージに仕上げます。
アンダーコートの塗布。
スライドハッチカバーの製作。 内面はすでにエポキシでコーティングしています。
メインキャビンパテ打ち 3回厚塗りのパテ打ちをしました。
スライドハッチカバー横のハードドジャー縦柱。 強固にステンレスの板で固定されます。 下側は特に斜めにガイドをいれサロン艇と同じ構造にします。
上部は全て10mmのチーク板で仕上げます。 後端メインビームには80mm幅のチーク木材を使いひさしを多く取っています。