2008.6.13 日記 衛星からの便り

先週突然の電話。

非常に聞き取りにくく、あれっと思ったら、太平洋ど真ん中からの連絡でした。

実は3月に東京から大阪まで回航した「Maverick2」はアメリカに向かって航行中なのです。

「すぐに戻るかもしれないので内緒に」と言うことで、今まで出していませんでしたが、東京湾マリーナを5月7に出航しています。

丁度1月ぐらいですから、全工程の半分ぐらいでしょうか。

少し時間をずらして連絡すると、かなりはっきりと連絡できました。

連絡の内容はワイルドジャイブによる、メイントラベラーの故障でした。

元々WOODY艇は全艇外洋を想定して建造していますので、頑丈に補強してあるハードドジャーなので、センター1点取りで問題なく対処できることを伝えると、安心されたようで、その後は連絡が無いので、元気に走っていることでしょう。

来月初めにはLAからの電話があるでしょうか。

現在 堀江謙一氏も日本に向かって「SUNTORY マーメイド2号」で逆に日本に向かっています。

今日は「北硫黄島を目視しました。」と言うところまで進んでいます。

堀江さんからも1度イリジューム衛星電話で連絡ありました。 私のお勧め電子レンジや航海灯がご機嫌と言うことで、先週には無線でお帰り待ってますと連絡してもらいました。

前回の無寄航世界一周の時には何度か電話をいただいていたのですが、全く普通の携帯電話と遜色は無く、少し時間のずれを感じるぐらいです。