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NEW WOODY ACTIVE 30-1 SALON CRUISER

岡山へ移転してからの4艇目に成るWOODY艇が竣工しました。

ハル全長は 9.0m 内スイミングステップ0.5m

全幅 3.0m

で、ホンジュラスマホガニーのニス仕上げにしています。

今は手に入ることも難しいホンジュラスのマホガニーで、東京の佐野造船さんと半分ずつで購入したそうです。



SALON艇で有りながら、非常に全体が低い艇に仕上がりました。

トランサムの形状は今までに無く超幅広で、VOLVOセールドライブD1-30のエンジンを搭載し、巡航スピード7.6ノットを実現しました。

トップスピードは8.2ノットを超えます。

マストはアルミですが、ブームはマホガニーです。

ホンジュラスマホガニーは5年ぐらいかけて紫外線によりドンドン色が濃くなるそうです。

実際工場から運び出した1日でかなり色が変わりました。

オーナーさんの愛犬「Qちゃん」が船名となり、いつも一緒に乗船されます。

兵庫県 網干のボートパークに係留され、乗り降りは前からになりますので、バウパルピットにチークステップを付けました。

バウスプリットは短めにして、ジェネカー用のバウポールがセット出来ます。

アンカーは電動のウインドラスが付いています。

キャビンデッキは大きなキャンバーにしていないので、非常に安心して歩行出来ます。

100wのソーラーパネルを2基とAISアンテナとテレビアンテナを設置しています。

右舷側にコンパス、風速風向計、スピードメーター、エンジン回転計、右サイドにエンジンスターター


SALONキャビンの右側で、WOODYヨットクラブから贈呈された時計と気圧計。

両サイドにスピーカーでその横に9,000BTUのエアコン吹き出し口とコントローラー

右窓下にテレビ受信機とステレオを設置しました。

天井のライトには通常の12Vライトの他にLEDライトを設置し、非常に夜間でも明るいキャビンに成っています。

ギャレーはトイレルームの先に有り、丸型シンク、オーブンストーブ、引き出し、冷凍冷蔵庫。

さらにフォアバースにもう1台冷凍冷蔵庫を設置しています。

トイレは勿論ウォシュレット付きのフォールディングタンク仕様で、温水シャワーも使えます。

フォアバースは大きなWバースとなっていて、普通タイプの自転車が保管出来るようになっています。

扉付き物入れは全てW扉にしていますが、中は1つと言う面白い扉にしています。

この方法で、たとえ扉が開いた状態でも扉の角で怪我をすることが無くなりました。

又1つWOODY艇の新しい考え方です。

勿論WOODY SALON ですから、差し板は無く、階段はも無いステップになっています。

右舷側はクウォーターバスになっていて、その横に配電盤が有ります。

燃料と清水のメーター、温風軽油ヒーター、バッテリースイッチ、アンカースイッチ、コンセント、インバーター200Wスイッチ

12Vと100Vのスイッチ、ソーラーコントローラーです。

工場では 次艇の WOODY 87 の建造を開始しました。

私が 「Q」です。

本当のオーナーかも?