足立ヨット造船
足立ヨット造船 > 建造中の艇
> WOODY ACTIVE 87 SALON CRUISER
> 沖縄航
WOODYヨット 建造工程 工場便り WOODYマリンショップ
WOODYヨット 建造工程 工場便り WOODYマリンショップ
WOODYリンク    
 WOODYマリンショップ
ヨット造船所としての深い知識と経験を基に、ヨットクルージングを楽しむのに必要なあらゆる商品をWOODYマリンショップにて提供していきます。
 ベラ衝撃の映像記録
このレポートは、WOODY 82−II VELA DE ESPERANZAの台風16号による被災から修復・進水の記録です。
 クルーザーヨット建造日記
WOODY ACTIVE 87の建造をブログにて紹介していきます。これまでより早くアップができるかな?随時更新中
 フローティングショー日記

9/30〜10/2に開催された第10回 横浜フローティングヨットショーへのWOODYヨット出展を記念して会場の様子をブログにてお届け。


WOODY ACTIVE 87 SALON CRUISER

11.沖縄航

8月6日から11日に掛けて新西宮ヨットハーバーから沖縄宜野湾マリーナまでの回航記。

沖縄は空も海もどこまでも青かった。

8月6日 2:30 兵庫県西宮市の新西宮ヨットハーバーを一路、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリーナへWOODY ACTIVE 87-I SALON CRUISER 「夏至南風」の回航記です。

出航から僅か2時間50分で明石大橋を通過しました。(夏至南風オーナー、石田さん)

明石海峡は少し波が有りましたが、播磨灘は風も無くのんびりのんびりです。(左:オーナーの友人、佐藤さん)

回航中がWOODYヨットの勉強会に早変わり。

航海最初の食事は朝食からスタートです。あれ?写真を撮る前に食べちゃった?レピシは1.モッツェラチーズとトマトのサラダ。2.キュウリサラダ。3.粗挽きウインナー焼き。4.コーンスープまたはみそ汁(お好みに合わせて)。5.パン。

朝は遅かったのになぜかお昼は時間通り。レシピは焼きうどん、半熟卵添え。

夕刻、瀬戸大橋が見えてきました。宇部港前は宇高連絡船のフェリーがひっきりなしに通り潮も速く気は許せませんが、クルージングとしてはとても楽しめます。

白石島付近を通過の時、穏やかだった海面が夕立の影響で風も強く吹き付け本日初のセーリングです。オーナーもティラーを握ってしばらくの間、荒天を楽しんでいます。

夕食は足立コック長の秘蔵レシピ。鳥となすびとエビのトマトピュアレ。下ごしらえに2時間も掛かる丸秘料理。滅多にこの料理はお披露目しません。というよりも航行中に作る料理ではないかも?!

航行2日の夜は当然オールナイト。もっとも厳しい尾道から呉へ抜ける航行が完全に夜間航行で、二人で必ずワッチを行います。

回航2日目の朝。宮島沖ですてきな朝日を迎える。

8月7日 8:00。瀬戸内最後の橋。大島大橋。最大6ノットの逆潮で夏至南風も対地速度1.5ノット。
WOODYヨットでなければ通過も大変です。

2回目の朝食。レピシは1.モッツェラチーズとトマトのサラダ。2.キュウリサラダ。3.粗挽きウインナーのボイル。4.スクランブルエッグ。5.コーンスープまたはみそ汁(お好みに合わせて)。6.パン。眠そうな石田さん。

お昼頃。おだやかな備後水道。サロンデッキでくつろいでいます。

風が少し出てきて完全なノーティラーセーリングを2時間ほど楽しみました。ノーティラーとは全くティラーにふれることなくセールのトリムだけで自由に操船できます。タッキングも5回、セールトリムだけでしました。石田さんも佐藤さんも目を白黒させてました。

またまたコック長の登場です。さて何を作るんでしょうか?

今日のお昼はカレーライス。ご飯は電子レンジで楽チン楽チン。

14:00。大分県国東半島に到着です。

九州、大分県武蔵町、大分空港横にあるマリンピア武蔵へ寄港。ここには兄弟艇のWOODY 75 「のたり」清原さんのホームポートです。

大阪から愛艇のたりで武蔵町に移り住んだ清原さん。早5年になります。

長期クルージングの大御所、ご存じ「如月(きさらぎ)」の大鹿さんが五島列島から駆けつけてくれました。ここからは4人の航海になります。

この夜は潮待ちで清原さん行きつけの小次郎でハモチリを食べました。佐藤さんカメラ忘れ?

マリンピア武蔵を7日22:00に出航。備後水道を通過。日向灘の夜明けです。夜はさすがに冷えます。全行程Tシャツと半ズボンで過ごしていた一人を除いて。

8日 8:00。三回目の朝食です。ますます豪華になりいつもの朝食にオレンジとバナナの果物まで増えています。レピシは1.モッツェラチーズとトマトのサラダ。2.キュウリサラダ。3.粗挽きウインナーのボイル。4.スクランブルエッグ。5.コーンスープまたはみそ汁(お好みに合わせて)。6.パン。7.オレンジ。8.バナナ。

大鹿元さん。愛艇フジ32フィートで8年間アメリカ大陸からヨーロッパそして南太平洋を航海した皆があこがれる長距離クルージング経験者。いまは長崎県五島列島に住んで居られます。

風も空も海もいよいよ南国です。

3回目の昼食。海が穏やかなおかげでまた氷もたっぷりで冷や麦が今日の昼食です。鳥と椎茸の煮付けをトッピング!

宮崎沖の海と空。この写真に説明は要りませんよね?写真は残せなかったのですが、イルカの群と遭遇しました。30頭くらいの群だったようです。ああ〜感動。

いよいよ九州、鹿児島県大隅半島から屋久島への航海は夜間航行になり、黒潮の影響も大きく海図で航路をチェックします。

鹿児島県日南市沖での夕日。

またまた登場コック長。今日の夕食は?みんなの希望でエビ餃子を仕込む。インスタントを使わないのが足立流。一枚ずつ包み80包作りました。

ついに佐藤さんが足立料理教室に入りました。今夜のレピシはエビ餃子とライス。船内で食事をしても、コクピットとキャビンが一体のサロンクルーザーなら、窓が大きく酔うことはありません。おまけにエアコン完備で食事の支度も楽チン楽チン。

9日 6:00。種子島から登る朝日。空気も澄んでいます。

大鹿さんもいよいよ足立料理教室に入門?

ますます豪華な4回目の朝食。レピシは1.カマンベールチーズをあえたトマトとキュウリのサラダ。2.粗挽きウインナーの炒め物。3.人参とピーマンをあえたスクランブルエッグ。4.コーンスープまたはみそ汁(お好みに合わせて)。5.パン。

長期の航海では食事がとても大切です。楽しくおいしくいただきまぁ〜す。

WOODYヨットスクール生も卒業試験間近?

航海2回目の上陸目的地、屋久島です。珍しく山頂に雲が懸かっていません。この後すぐ雲に覆われました。山頂の海抜は1700m。

屋久島一湊漁港に入港です。

漁港で燃料補給と水の補給をさせていただきました。とても親切な一湊のみなさんです。

村営の公衆浴場から見える入り江。

ヨットマンの一番うれしいのはお風呂です。だれだこんな写真を撮るのは?と言いつつそれなら載せるな?!

一湊の港まで右後ろの方に送り迎えしていただきました。右前は地元の方です。みんなで「ハイチーズ(古い)」

浴場の外観。温泉ではありませんが、とても気持ちよかったです。

帰り道、雑貨屋さんで仕入れです。さて次の食事は?と考えるコック長。

昼食は屋久島のなっちゃん食堂で。みんな好きずきに定食ほおばります。

9日 13:50。目の前に氷の自動販売機があり、たっぷりと購入。

さよなら屋久島。こんどはゆっくりと屋久杉を見たいものです。ますます海も空も青さが増してきました。

トカラ列島の夕日。なにも言う言葉はありません。

日が暮れる寸前、マスト上から夏至南風を撮る。

夕日に染まるトカラ列島。

4日目の夕食。牛丼と釣った鰹を炊き込みました。紀州の梅干し添え。

全員で記念撮影。穏やかな海です。

トカラ列島の朝。見渡す限り水平線がどこまでも続きます。

おまちどおさま。5回目の朝食。レピシは1.トマトとキュウリのサラダ。2.粗挽きウインナーの炒め物とレタスとカマンベールチーズ。4.コーンスープ。5.フレンチトースト。6.ドライフルーツ。

10日 8:40。いよいよ奄美大島が目の前に広がります。

海面は朝日がどこまでも差し込みオーロラのように輝きます。

奄美大島、名瀬港へ3回目の寄港です。

間違って、奥の奥まで入り込み保安庁の桟橋に迷い込み、わざわざ臨時検査を受けに行ってしまいました。保安庁、鈴木船長による臨検。

美しい奄美大島。南国の香りがいっぱいです。

夕方、燃料と水の補給が終わり奄美大島を出航です。

奄美大島は名前のごとく大きな島でなかなか南端が見えません。ここで2回目のイルカの群と遭遇です。10頭くらいの群でした。またもや写真は有りません。ぜひ自分で行って見てください。

回航最後の夕日。夜は海と空の区別が無く水平線に星が輝き天には天の川がきらめきます。いくら穏やかでも写真に残こせないのが残念です。

コーヒーで一服中。艇は7ノットの機帆走で快走。

最後の晩ご飯は冷やしうどんとジャガバター。

いよいよ最後の夜明け。沖永良部島付近の朝日。

台風の影響が少しあるのか風が久しぶりに吹いてきました。

すっかりうち解けた佐藤さんと大鹿さん。

釣れたぁ〜!大漁です。45cmの鰹が釣れました。他にも30cmの魚(名前不明)が全部で7匹つれました。7ノットのスピードに良く食らいつくものだ。ケンケンをいただいた清原さんありがとうございます。

ここで大鹿コック長登場。8年の腕です。

一番大きなカツオは石田家のおみやげに、他の魚はお造りに。

とりはやっぱり足立コック長。最後の料理はプロ級と自慢の大阪名物あれです。

はいそうです。ご存じ大阪名物お好み焼きです。具はブタとエビ。

11日 13:40。与論島付近を航行中。皆はお昼をしてまぁ〜す。

沖縄本島に近づくと風が25ノットまで上がってきました。アビーム、2ボンで快走です。

沖縄本島と珊瑚のリーフが見えます。

沖縄、宜野湾マリーナへ入港直後。石田さんの奥さんと子供達が出迎えてくれました。

宜野湾マリーナに係留の夏至南風。沖縄にWOODYヨットが係留されることになりました。

最後に皆で記念撮影です。

おまけ

一番上に戻る
 
WOODYヨット 足立ヨット造船 ホームページ
足立ヨット造船 トップページへ戻る