円安とユーロ高が益々激しくなり、ショップでも価格が決められない物が沢山出てきました。

国内でもマストのアルミ原材料やステンレスが高騰したりで、出来るだけ自社製にして何とか乗り切ろうと努力をしてきましたが、ここに来てのオイル高で、価格が安定する気配すら有りません。

毎年船価の見直しを迫られ、2-3%のアップで耐えてきましたが、来年の価格は悲しいですけど大幅なアップに成りそうです。

その算出根拠の材料費そのものが1月先を読めない状況で、価格を出すことは難しいのですが、1/4期ごとに見直すことで、やはり船体価格を表記するつもりです。

今の船価は今年末までで、2008.1.1からの改訂をします。

MARVELは部品数も少なく、自社製の金物やスプルースマストにする事で、価格アップには成らないように設定をしたつもりでしたが、やはり8-10%ぐらいは上がりそうです。

他のWOODYシリーズは1番小さなWOODY75でも300万のアップは避けられない模様です。

未だ1月半有りますが、早い目に発表して、来年や再来年に考えて居られる方達に知らせる方が良いと思い、この日記に書きました。

建造予定日がまだまだ先の方でも、年内の契約発注なら、現価格でお受けするつもりです。

契約発注により、高騰する可能性のある部品は確保してしまうことで、対処できるかなと思っています。

この先消費税のアップは避けられそうもないし、ヨット人口は減少するし、日本のヨットはどうなっちゃうんでしょう。

ヨットに乗っている時、いつも思います。 「ヨットって良いな!」

「やっぱりヨットは最高」と!