| 第5章 WOODYヨットの変貌 |
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| 2008/01/27 Sunday 20:24:45 JST | |
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第5章 常に進化するヨットを目指し 今有る物が完全ではない 常に進化する事が必要と、常々考えながら設計・建造する! これが私のWOODYヨットを作り続ける原動力にもなっています。 今ある物が完全ではない。 これはヨットだけでは無く、物づくりの基本と考えます。 木造という昔ながらの材料を基本に作られるのがWOODYヨットですが、乗る者の気持ちや、乗り方、もしかしたら生活そのものかも知れません。 この基本を外れて、自分よがりの艇を建造しても決してオーナーさんは満足されないし、不信感も芽生える事にも成りかねないと思います。 もしかしたら快適なヨットより、操船も、ヨットでの生活も不便を感じ、時には辛いものの方が良いオーナーさんも居られるかも知れません。 しかし私はそのまま要望されてもOKは出さないでしょう。 ヨットを乗り尽くして、逆に反抗されるヨットが楽しい。 と言われる方以外ではやはり納得が出来ないのです。 殆どの方は良く知っていて10艇ぐらいで、WOODYヨットは全く知らないわけで、何艇も乗り続けた方でも、WOODYに乗って初めての経験をされるからなのです。 もう1つ、WOODY艇はその耐用年数から、1度購入されたら、一生乗り続けるので、30歳で購入されても、最終の70歳を越えても乗っていただくヨットですから、後々改良や改造が行いにくい船体はやはりとても大切な基本です。 装備の充実は=価格アップになりますが、当然余裕を持って購入される方は殆ど居られませんので、皆さん悩む所ですが、提案は船体長を1つ小さくしても装備は充実しましょう。 なのです。 考え方は簡単です。 19歳から始めたヨットの経験と多くのクルージングを経験したからで、有る物の選択権は有るが、無い物に対しては無い物ねだり。 特に今までのヨットは、価格を抑えるために1番割愛できるのは装備だからだけで、無かったから使えなかっただけなのです。 特にこの快適なヨットライフにはとても大きく影響します。 WOODYの保証は本当? 基本価格の1/2(最大500万)で転売保証 経年変化に関係なく、何代にわたっても全て1/2保証をしています。 経年で劣化するマストやリギン、セール、エンジンなど、多種に渡りますが、船体は殆ど傷まない と言うのが大きな理由です。 実際今までWOODY保証をしていた艇は全てこの1/2以上で転売されています。 歳と共にいつか乗れなくなったときに、必ず来るのがこの転売期です。 500万の金額が帰ってくる保証は、大きな財産です。 世界でただ1つ WOODYヨットは同じ艇でも、全て違いがあります。 なぜならオーナーさんに合わせて建造されるからで、1つ1つあくまでそのオーナーさんに最も良い事は何かを徹底的に追及して建造します。 転売は難しいのでは いくら徹底的にオーナーさんに合わせると言っても、実際は極端には成らないのです。 可能性があるときは、いくつもの方式も含めて考えます。 改造も比較的簡単に出来ることも事実で、改造した艇もあります。 22艇のWOODY艇はどんな進化をしたか 1号艇は私が自作をしたWOODY90で、殆ど設計どおりに建造していますが、その事により不便さも多く感じました。 2艇目はWOODY82で、基本材料がチークからマホガニーへ変わり、セールドライブの採用が大きかったでしょうか。 3艇目はダイニール加工の本格採用と、バキューム式のストリッププランキングの開発でしょうか。 この時に初めてヤンマーのGMからボルボを使い、技術の差をつくづく感じさせられました。 ただ現在はこれも変わっています。 4艇目以降は100%エポキシコーティングや機走力は設計を越えた艇が建造できたことでしょうか。 セールのスタックパック方式も大きな変化と思います。 ペラルックの開発と3翼フォールディングペラやインバーターによる船内100Vによる洗浄便座や、家電の殆どが使えるように成ったことも大きかったです。 今は標準化している冷凍冷蔵庫も、最初はアイスボックスだったのです。 100Vの仕様で1番大きかったのは電子レンジが自由に使えるようになり、辛い荒れた海でも簡単に暖かい飲み物や食事が出来るようになったことも大きいでしょうか。 「とうちゃん」から始まったSALON艇の開発は、過去のヨットを否定してしまうほどの大きな衝撃を与えました。 現在建造中の艇を含めた、ご発注艇10艇の全てがこのSALONなのです。 開発から7年ですが、この艇に乗る限りカッパを着た記憶がないのです。 この「とうちゃん」WOODY ACTIVE 83 SALON CRUISER に初めて採用した、コクピットとキャビンの間から差し板を無くしたのも大きな変化で、船内操船のジョイスティク操船は、ヨットに常識は無いとまで言わせた技術でも有りました。 一昨年から昨年に掛けて開発したWOODY MARVEL 67 のリフティングバラストは、設計者でさえ考えつかなかった技術と驚かれ、実艇を何度も改造して開発していく形にも驚きを与えました。 FRP艇ではあまりにも開発費がかかりすぎるために出来ないことらしく、木造の利点をいっぱい使えたのです。 2艇目のMARVEL 67 に木製のマストを採用しましたが、WOODYヨットは木造艇?と矛盾していると思われる方も居られるでしょうが、8m以下のマスト長だったことが大きく影響しています。 つなぎが必要でなかったからなのです。 このMARVELの木製マストから、又進化していく事が生まれました。 マホガニー製のブームを全艇採用していく事になります。 エンジンはボルボD-1の新型エンジンではなく、ヤンマーの3YMに変わりました。 GMは正直20年の技術差を感じていましたが、一気にこの3YMは追いつき追い越したぐらいのエンジンで、変更した大きな理由の1つに価格もあります。 残念ながらボルボペンタジャパンはヨット用エンジンから撤退したのです。 取引価格が高騰する事はあり得ますし、ユーロ価格のため実際ヤンマーとはかなりの価格差になってきました。 部品価格に至っては2倍の開きがある物も多くあり、この点はヤンマーは有りがたいメーカーです。 次の進化艇は? 有るの? 来月から WOODY MARVEL 83 SALON CRUISER を現在の艇に続き3艇続きますが、その1艇は賛否両極端に分かれるヨットだと思います。 私は世界のヨットの5%がこの艇と同じ方式になったら、ファーリングジブの開発に匹敵する事と思っています。 何度かこのHPでこの艇のことを触れてきましたが、いよいよ近々発表させていただく予定です。 FRP主流のヨット界において、益々異端児に成りそうです。 今年は3艇は進水させる予定で、WOODYヨットも25艇になります。 忘れない内に、今年は全ての艇の紹介をしていきたいと思います。 お楽しみに。
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| 最終更新日 ( 2008/01/31 Thursday 02:05:08 JST ) |
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